山口組分裂を抗争認定！抗争認定されるとどうなる？

山口組と神戸山口組の分裂がとうとう「抗争」認定されました。
今後どのような形で警察が対応をするのでしょうか。

以下原文。

指定暴力団山口組と分裂した神戸山口組の系列組織への発砲事件などが相次いでいることを受け、警察庁は７日、双方の対立を暴力団同士の抗争と認定した。いずれかの組織の勢力がある４４都道府県の警察本部に集中取締本部の設置を指示し、全国の警察に関連情報の収集などを求めた。

抗争認定されるとどうなる？

ニュースや過去の事件を見る限り、特別何か警察から動くというものではないようです。
どちらかというと、「目を光らしているぞ」という警察からの警告のようなもの。

小さな事件でも起こそうものなら即逮捕し、
尻尾がつかめれば一気に組織全体を掌握しますという内容のようです。

事件発生を未然に減らし、一般人への危害も極力減らすということのようなので、
とりあえず少しは安全になるでしょう。

それでも事件はおこる？

しかし、それでも事件発生をゼロにはできないでしょう。
対立が始まって半年弱。

最初は静かだった両組織もだんだんと過激になってきて、
いまでは拳銃が出てくるほど。

拳銃所持には、銃刀法違反が強化されてからというもの、
5年以上もしくは無期懲役という厳罰が課せられているのです。

そのため組織のトップもやすやすと拳銃事件を指示できない状況のはずなのです。

それでもこれだけ発泡事件が起きているということは、
両組織とも相当切羽詰まった状況であるということであり、
それが「抗争認定」でどれだけ減らせるのかは正直未知数でしょう。

過去の抗争認定は？

抗争認定とはまだまだ耳馴れない言葉。

でも過去にはいくつもの抗争事件があり、
直近のものでいくと「六本木クラブ襲撃事件」があった半グレ抗争。

あのときは抗争認定後は大きな事件も起きず、
この認定が効力を発揮したようですね。

ただ今回は全国44の件にそれぞれの事務所があるというかなり大規模な抗争。

今後凶悪事件が起きないことを祈るばかりですね。

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