韓国で双子ラッシュ！？実は日本も同じ現象があった！

2016年5月6日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の新生児が双子になるケースが増加していることについて、専門家は「体外受精と関係がある」との見方を示している。

日本も昔は同じ状況だった！？

10年前の統計によると、日本における体外受精や顕微授精で双子を妊娠する確率は20％を超えていたそうです。
その理由は、妊娠率を高めるために赤ちゃんの元となる受精卵（胚）を2個以上子宮へ移植する二段階胚移植法が行われた結果、2つ以上の受精卵がともに着床することが多かったからです。

しかし、2008年に日本産婦人科医学会が体外受精・顕微授精で移植する受精卵は原則1つと決めたことにより、現在では二卵性の双子を妊娠する確率は約4％まで減少しています。なお、SEET法という1個の受精卵でも妊娠率が高い胚移植方法が考案されたため、2個以上の受精卵を移植しなくても妊娠することができるようになっています。

韓国では体外受精の約半数が双子という事実

韓国では14年に体外受精で生まれた子どもの数は1万1597人で、このうち双子が占める割合は41％に達しているのだそう。

とてつもない確率ですね。

韓国では日本が2008年以前に利用していた方法で体外受精が行なわれているようなので、
ここまでの確率になっているのだそうです。

統計的には異常ですが、悲観的なことではありません

体外受精が原因で双子が生まれたとしても、
当の両親からすれば喜ばしいこと。

子ども数が増えれば、その分幸せも増えますし、
子どもたちからしても兄弟の存在は精神的な成長の促進にもなります。

教育費も2倍なので、そこはまあ大変ですが。

統計的には異常でも一つ一つの家族が幸せならそれでいいのかもしれませんね。